ケース:レイアウトが離れている機器でもPC1台にデータ処理を集約したい導入例
構成・主なご要望
- CDS 4CH(ADCは増設して計2台)
- USBエクステンダー1式(送信器、受信器),LANケーブル30m
- 現在ガスクロ2台を使っているが、今回接続したいGC2台はレイアウトが離れている
- 現在のCDSで測定作業、データを集約させたい
このシステムの概要
現在CDSで2台のガスクロを接続して使っているが、新しく別のGCを追加したい。ADCを1つ増設し同じPCに集約して分析したいという設置例です。
たとえば、研究室のレイアウトで、別のテーブルにある機器や、隣の部屋にある機器も
同じPCのCDSでデータ処理したいという場合です。
弊社では数年前までLANアダプタ(小型PCのような機器)を用いて、ネットワークで離れたGCへの接続するというシステムをお客様へ納品していました。
しかし、その後別の機器を用いる方法で、増設できることを検証いたしました。
USBエクステンダーをいうUSBの延長器を使う方法です。
こちらのほうがLANアダプタよりも費用が安く、簡単に増設できます。
実際のお客様先でも現在まで問題なく動作しております。
USBエクステンダーは、USBケーブルを延長することができる機器です。
通常USBケーブルの標準仕様で延長は最長5mまでという制約があります。
5mで届く場合は可能ですが、それ以上の場合は延長できません。
しかし、このエクステンダーを使うことで、20-30mぐらい離れていても問題なく信号取得ができるようになります。
(20mは弊社検証値です、実際はもっと延長も可能と思われます。)
この機器は受信機と送信機の2台構成になっています。
PC側と離れたGC側にそれぞれ設置して、間を市販のLANケーブルを用いて延長できます。
LANケーブルはお客様でご用意していただいてもかまいませんし、必要な長さが分かれば、一緒にお見積りいたします。
LANケーブルには細径のスリムタイプや平べったいものがありますので、設置場所によって引き回しのよいものを選択するとよいでしょう。
あとLANケーブルを床等に設置する際に、状況によりますが配線カバー等も必要になることがあります。こちらは必要に応じてお客様のほうでご用意いただければと思います。
CDSにはADCが4台まで増設できるので、合計8chからデータを取ることが可能です。
レイアウトが離れていても、USBエクステンダーを使えば、複数のクロマト機器の分析環境をPC1台に集約することができます。
おすすめポイント
メーカー純正のシステムより、大幅にコストを抑えられます。何台も専用機を置く必要もないため、設置スペースが大変すっきりします。LANアダプタではなく、USBエクステンダーを使ったことにより、配置もより柔軟に対応できるようになりました。
|
システムイメージ図
キーワード:島津、ガスクロマトグラフィ、FID検出器、TCD検出器、UV検出器、クロマトデータ処理、ガスクロ、クロマトインテグレーター、レコーダーからの置き換え、GC
クロマトデータ処理装置CDSのお見積・デモ機の申込はこちらから↓↓↓
LASOFTは創業以来PCを使ったクロマトデータ処理システムを製造・販売しております。
USB接続のADコンバータを使用した大変コンパクトなクロマトインテグレータです。
使い方はとてもシンプルで、驚くほど低予算でアナログ記録環境をデジタル化します。
お手持ちの液クロHPLC,ガスクロGC記録計として、古いペンレコーダーやクロマトコーダー、クロマトパック等の置き換えにも最適です。
デモ機を無料貸し出し中、ぜひお試し下さい!EZChrom、SIC、島津、日立等の他社システムとの比較にもご遠慮なくご活用ください
各社の機器を用いた導入事例を公開しております。
ぜひこちらからご覧ください。
 
こちらは 有限会社 エル・エイソフトのHPです。
Today is 2025/07/17 2025.7.7UPDATE !
|