弊社では、CDSをお客様の良識の範囲でのご使用にお任せしており、特にライセンスを明確に記述してはきませんでした。
しかし、できるだけ安いシステムを購入したいというお客様のご要望などもあり、2008年1月にUSB接続の機能限定版
CDSLite版を発売しました。 これを機にCDS製品の価格とライセンスの形態を一部見直し、お客様が必要なものだけを選択して
購入できるように方針を転換いたしました。使用者には意識されにくいシステムのライセンスについても
ご理解いたたくためにここに明示いたします。
私どもはソフトウエアの開発業者です。その権利を使用者に守っていただくことで、経営が成り立ち、フリーウエアにはない良質なサポート等のサービス提供をお約束することができます。今後とも、ライセンス契約に従ってのシステムをご使用をお願いいたしたいと思います。
ソフトウエアのライセンスというのは、使用者側ではあまり意識されず、理解しにくいかもしれません。不正使用やコピーを防止するため、いわるゆるアクティベーションや、シリアル番号登録などの方法で、使用を制限し、権利を守っているソフトウエア会社もあります。
弊社の場合は、お客様の利便性を考えて、できるだけ簡単にソフトウエア使っていただきたいため、現在のところ特別な規制や登録をせずに利用できるよう提供したいと考えております。スムーズなサポートのためユーザー登録のみを使用条件にしておりますので、ご購入後ご登録をお願いいたします。
こちらからお客様の使用状態をチェックするようなシステムにはなっておりませんので、お客様側でのご理解とご協力をお願いできればと思います。
CDSライセンスの基本的な考え
CDSのライセンスとは、CDSソフトウエアで、弊社開発のADコンバーターを使用するシステムの使用権のことを指します。
USB版の販売価格には、2chのハードウエア価格とソフトウエア価格(実際にはそのハードウエア2chをCDSソフトウエアで使用するためのシステムライセンス)が含まれております。ソフトウエアというのは単にCDROMやファイルをさすわけではなく、そこには一緒に販売したハードウエアの使用権が含まれております。従って、CDSはハードウエアとソフトウエアをどちらか一方だけで使用することはできません。また基本的にこれらを切り離して、お売りすることはできません。
具体的にはどのようなライセンスいくつが付与されていますか?(2012年9月現在)
2012年9月よりCDSLiteのクライアントライセンスが増え、2台のパソコンへインストールできるようになりました!
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CDS plus usb版1式 |
CDS Lite usb版1式 |
CDS plus ISA・PCI版1式
(旧インターフェース) ※販売終了 |
システムライセンス |
2ch分 |
2ch分 |
4ch分 |
PCへのソフトウエアインストール可能台数 |
5台分
* 4台は解析用の
クライアント
ライセンスです |
2台分
* 1台は解析用の
クライアント
ライセンスです |
5台分
* 4台は解析用の
クライアント
ライセンスです |
ハード(ADC)のみの増設 |
不可 |
不可 |
可(4ch分のシステムライセンスをすでに購入しているため) |
増設パックでの増設 |
可(増設パックには2chライセンスが含まれます) |
可(増設パックには2chライセンスが含まれます) |
不可 |
システムライセンス(使用権)
ADC(ハードウエア)をCDSソフトウエアで使用するための使用権です。
通常USB版には、システムライセンスが2ch分のみついております。過去に販売した
PCI・ISA版には4ch分のライセンスが初めから含まれているためボードのみの増設が可能です。
ソフトウエアインストール可能台数の説明
Plus版は、5台のパソコンへインストールできます。そのうち、4台分は解析用のクライアントライセンスとなります。
たとえば、測定用パソコン1台にcdsをインストールし、 解析用として別のノートパソコンなどへ4台へインストールできます。
そのため、ネットワーク機能やDB機能を利用して、データを共有できます。
5台以上別パソコンにソフトウエアをインストールし解析を行いたい場合、別途クライアントライセンスの購入が必要です。
Lite版は、1台のパソコンを使って測定解析作業をすることを想定した機能限定版のシステムです。
しかし、データを他のパソコンで見たい、解析したいという要望があり、クライアントライセンスも1台分ついています。
従ってパソコン2台にインストールして使用できます。
それ以上のパソコンにソフトウエアをインストールして解析を行いたい場合など、別途クライアントライセンスの購入が必要です。
クライアントライセンスとはどういうものですか、価格は?
クライアントライセンスは、測定とは別のパソコンにインストールし、解析作業を行うためのライセンスです。
そのため、クライアントライセンスでは測定はできません。
クライアントライセンスは、ソフトのみの提供となり、CDROMのメディアでお届けします。
価格は、1台20,000円 です。
USB版で4chを使いたいので、ハードウエアのみ増設することはできますか?
USB版の場合、ハードウエアのみ(USBインターフェースのみ)を購入して増設することはできません。
同じパソコンに増設するときに限り、増設パックをご利用のうえ、増設してください。
詳細はこちらのページ に案内しておりますので、お問合わせください。
増設パックは、既にCDSを設置している同じパソコンにしか、増設できないというライセンス上の制約があります。
もし、他のパソコンで設置・測定したい場合は新規の価格となりますのでご注意下さい。
ソフトウエアは既に持っています、だからもう一台新規に買うとソフト(CDROM)が無駄に思えるのですが・・・。
ソフトウエアというのは単なるCDROM等のメディアをさすのではありません。
ソフトウエアの使用要件があり、簡単にコピーできません。
CDSの場合。ご購入されたソフトウエアには2ch分のシステム使用権しかついておりませんので、
増設時にはそのソフトウエアで使用するシステム使用権(ライセンス)を一緒に購入する必要があるのです。
そのため、基本的には新規導入は同価格という考えになります。
弊社では、同じパソコンに増設するときに限り、増設パックをご用意しております。
詳細はこちらのページ に案内しておりますので、ご覧の上お問合わせください。
どうしても、もう一台のソフト代が無駄に思えるのでしたら、メディア代(CDROM代)とマニュアル代が不要とおっしゃっていただけば、その分は値引きできます。しかし、追加の2chの使用権の購入はお願いしたいと思います。
plus版を持っています、Lite版のADCをplus版のパソコンにつないで使用することはできますか?
plus版とLite版を同じパソコンで使用することはできません。
Lite版で購入したハードウエアは、Lite版の使用権しかありませんので、
plus版のソフトウエアで使用することはできません。
従来のPCI版を使っています。PCI版の時はハードウエアのみ増設できたのはなぜですか?
お客様が当時購入したPCI版のCDSソフトウエアには4ch分のシステム使用権がついております。
そのため、ハードウエアのみの価格で増設が可能でした。
従来のPCI版の価格は、その分現在のUSB版よりも価格が高く設定されておりました。
悪く言えば、使わない2chのシステムの使用権も余分に買っていたということになります。
今回の価格見直しで、使わないシステム使用権は売らないという方針に転換をいたしました。
その分初期導入価格を下げ、増設の際に使用権を再び買ってもらうという方式にしました。
これは、お客様のメリットにもなっていると考えます。
ハードウエアのみで購入できないのが理解できません。どうにかならないのでしょうか?
弊社はソフトウエア開発業者です。前述しましたがソフトウエアというのは、CDROM等にコピーされたメディアやファイルをを単に指すのではありません。ソフトウエアの業界は簡単にコピーが可能であるがため、こういったライセンス(使用権)の販売をすることで経営が成り立っているということをどうかご理解ください。
適正な価格での販売をしなければ、経営自体を維持することが難しくなり、サポート等その他のサービスも提供できなくなります。
弊社では無期限カスタマーサポートをお約束しております。ユーザー登録をすることによって、サポートは弊社が存続するかぎり無期限に約束されています。
ソフトウエアのライセンスというのは、使用者側ではあまり意識されず、理解しにくいかもしれません。
不正使用や違法コピー等の問題もその一つです。そのため、いわるゆるアクティベーションや、USBキー、シリアル番号登録などの方法で、使用を制限し、権利を守っているソフトウエア会社もたくさんあります。
弊社の場合は、お客様の利便性を考え、できるだけ簡単にソフトウエア使っていただきたいため、
特別な規制や登録をせずに利用できるように提供しております。 こちらからお客様の使用状態をチェックしているわけではございません。
ですからコピーすれば結果的につかえてしまう形になるともいえます。しかしそれは使用条件に違反していることになるということをご承知おきください。従って、お客様側での良識ある使用をお願いできればと思います。
どうかご理解とご協力をお願いしたいと思います。
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