1.PC環境・OS |
◆USBポートのあるディスクトップ及びノートパソコンに接続可能
◆CPU: 各OSの必要要件に準ずるが、目安は以下のとおり
◆メモリ: Windows10では4GB以上を推奨
◆HDD:Windows10では16GB以上の空き領域
◆対応OS:Windows11,Windows10,Windows8.1, Windows7,32bit版・64bit版ともに可
Vista, XPはB431で対応終了 WindowsRTは不可)
◆言語:日本語版と英語版あり(切り替え可)
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2.入力・ADC仕様 |
◆チャンネル数: 2ch 2chの同期処理、非同期処理(1Chずつの独立測定)が可能。
◆最大8台のシステムを接続し測定可能(1台のパソコンで最大4台のADCを接続制御可能)
◆入力電圧: ±1.25V(ただし、ソフトウエアで-25mv +1.25vにクリッピング)
◆ADC分解能: 24ビット
◆サンプリング間隔: 10ms
◆通信: USB2.0準拠(外部電源不要。ただしUSBハブを使う場合はハブに外部電源が必要)
◆検出器等の1Vのインテグレータ出力端子にまたはレコーダ端子1mV,10mV,100mvに接続して使用
◆オートサンプラー等のスタート信号での測定開始が可能、ファイル名自動ナンバリング機能
◆画面に参考となる標本クロマトデータを参照しながらの測定が可能
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3.波形処理 |
◆波形解析パラメーターによる自動ピークサーチ
◆タイムプログラムを使用した複雑な波形(ショルダー・マイナスピーク等)に対する反応
◆マウスによる手動での波形修正、再計算機能
◆処理可能ピーク数500以上
◆差クロマトによるベースライン修正
◆ベースライン引き算機能あり(Liteはオプション)
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4.同定 |
◆同定処理ピーク数500以上
◆絶対保持時間および相対保持時間による同定
◆グルーピング
◆個々のピーク毎に同定モードの指定が可能
◆手動同定機能あり |
5.定量計算法 |
◆単純百分率法(面積、高さそれぞれ可)
◆修正百分率法(補正百分率法、スケールファクタを設定可能)
◆絶対検量線法
◆内部標準法
◆指数計算法
◆Rt、濃度、面積、高さ、NTP、ピーク幅、分離度、対称度等の主要計算項目を自動計算
◆簡単な計算式をマニュアルで設定可能 |
6.検量線 |
◆32ポイントまでの直線、曲線、折れ線による検量線を最小2乗法で計算
◆原点の処理を設定可能
◆決定係数により検量線の妥当性を簡単に評価できる
◆検量線のグラフィック表示、印刷が可能
◆重み付き検量線作成可能 |
7.波形データ |
◆新規に開発されたDFMフォーマットデータファイルにより波形情報、成分情報メモ、
利用者定義可能な付加情報を統一的に管理可能
◆データ処理に関わる諸条件を独自のメソッドファイルへ格納。条件に応じて分析メソッドを選択可能。
◆波形データの名称に長いファイル名が使用可能。 |
8.報告書作成機能 |
◆A4、B4、10インチ連続用紙等が使用可能
◆マウスで利用者が任意に変更可能なフォーマットで印刷可能
◆波形データを1枚に複数(最大4つまで)同時に印刷でき、紙の節約が可能
◆会社名、ロゴマーク等を含めた多彩な報告書フォーマットを作成可能
◆波形、計算値、検体情報がクリップボードにコピーでき、エクセル等でレポートが作成可能 |
9.エクセル・CSV出力機能 |
◆簡単エクセル転送ボタンにより、データに含まれるあらゆる情報ををワンクリックで転送
転送可能データ: 波形画像(ベクタ形式)、計算値、検体情報、波形生データ(電圧値)
◆CSV形式(テキスト形式)で解析結果、波形情報、波形の電圧値を出力可能、複数データをまとめて変換可能。
◆エクセル等の表計算プログラムとデータ交換可能
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10.標本クロマト機能 |
◆測定時すでに測定した標準的なクロマト波形を標本クロマトとして重ねて表示可能
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11.ヘルプ・ログ機能 |
◆HTMLヘルプを採用。状況依存型ヘルプで、F1キーで説明を参照可能
◆検索機能により、調べたいキーワード等で検索可能。
◆プログラムの状態、エラーメッセージ等のログを収集し、異常終了などの不測の状態をサポート
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12.インジェクションテーブル機能 *CDSplus標準
*CDSLiteオプション可 |
◆連続測定のための情報入力テーブル
◆検体数の多い測定時などにサンプル名やその他の情報をあらかじめ連続入力可能
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13.データ交換 AIA形式交換
*CDSplus標準
*CDSLiteオプション可 |
◆AIA(ANDI)フォーマット変換機能(要オプション)
◆CSVデータ交換フォーマットにより表計算ソフト等とのデーター交換が可能
◆DDE(Dynamic Data Exchange)による動的データ交換機能をサポート
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14.濃度集計リスト・トレンドグラフ機能 *CDSplus標準
*CDSLiteオプション可 |
◆濃度計算した一連のデータを集計リストして時系列に表示
◆トレンドグラフ表示により特定の成分の濃度の変化をビジュアルに監視可能
◆濃度計算集計リストはCSV形式でエクセルに書き出し可能
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15.ネットワーク機能 *CDSplus標準
*CDSLiteオプション可 |
◆サーバー、クライアント機能で波形データの共有が可能
◆クライアントからサーバーのモニター画面をリモートで監視可能
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16.DB機能
*CDSplus標準
*CDSLiteオプション可 |
◆測定後のクロマトグラムをデータベースに登録して管理可能
◆登録データの条件検索や波形表示が瞬時に可能
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17.テキストコンバーター機能 *CDSplus標準
*CDSLiteオプション可 |
◆他機からCSV/TXT形式(カンマ区切り形式)で出力された電圧などのデータをCDSへインポート(読込)する機能
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18.自動アスキーファイル出力 *CDSplus標準
*CDSLiteオプション可 |
◆測定後に計算結果をCSVファイルへ自動的に書き出す機能
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19.GPC処理
*CDSplus標準
*CDSLiteオプション可 |
◆GPC解析プログラムをオプションで添付可能
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20.自動レンジ機能
*CDSplus標準
*CDSLiteオプション可 |
◆測定画面でクロマト(波形)に合わせて表示レンジを変更し、見やすく表示します。
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21.ベースライン引算機能
*CDSplus標準
*CDSLiteオプション可 |
◆激しい変動のある測定であらかじめベースラインを測定し、引き算することにより、波形を見やすくできます。
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22.タイマーリレー機能 *CDSplus/Lite
共にオプション可 |
◆増設リレーユニットにより、最大16接点のタイマーコントロール可能
◆タイマー連動で測定開始可能、また、測定開始でタイマースタート可能
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23.分取補助音機能 *CDSplus/Lite
共にオプション可 |
◆ピークの傾きによって一定の間隔で擬似的に音を再生させるオプション
◆耳で聞きながらチャートを見て分取のタイミングをはかることができます。
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24.ピークスライス機能 *CDSplus/Lite
共にオプション可 |
◆ピークを任意の時間でスライスして、面積や濃度を計算する機能
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25.マーカー表示機能 *CDSplus/Lite 共にオプション可 |
◆フラコレのマーカー信号を画面に表示します。
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26.アナログ入力機能 *CDSplus/Lite 共にオプション可 |
◆センサー等の値をリアルタイム表示し、測定開始時の値を記録し書き出す機能
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27.ワイドレンジ入力機能 *CDSplus/Lite 共にオプション可 |
◆ワイドレンジ設定(島津の機器)で出てくる信号を取り込む機能。
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28.ライセンス |
◆CDS-plus:システムライセンス1台、クライアントライセンス(解析専用)4台
合計5台のパソコンにインストール可能
◆CDS-Lite:システムライセンス1台、クライアントライセンス1台
合計 パソコン2台にインストール可能
◆ソフトウエアにはハードウエアADC44の2ch分の使用権(ライセンス)が含まれており、ソフトウエアとハードウエアを単体で販売することは基本的にできません。
◆クライアントライセンスとは、別のパソコンにソフトウエアをインストールして使う解析専用のライセンスです。測定はできません。1台ごとの追加やインストール台数無制限のオプションもございます。
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