製品情報 CDS
ケース16:Waters HPLC 2474/2475 検出器にCDSを接続した導入例構成・主なご要望
このシステムの概要Waters 2474/2475 Multi λ Fluorescence Detector(蛍光検出器) のアナログ信号出力には 緑色の端子台型のコネクタがついています。 DetectorOut +、 DetectorOut -、GND の3つの端子から出力されるので、この端子にCDSのハンダケーブルの+−Gの3つの線をつないでください。この機種のアナログ信号入力は2Vとなっているようです。CDSでは最大1Vの信号まで取り込みますが、もし1V以上の信号がはいってくるならクリップされます(ピークの頭が平らになります)。 ですので、可能な限り機器側で出力を調整してください。仮に2Vの信号でもADCが壊れることはありませんが、取り込み範囲は1Vになります。 Waters 2487 Dual λ Absorbance Detector(吸光度UV-Vis検出器)も同様なコネクタがついていますので、取り込むことができると思います。 こちらの場合 アナログ信号は ChA2v 、ChAGround もしくは ChA10mv 、ChAGroundのどちらかの2つの端子かを使ってとります。 ChA2vとCDSの+ 、ChAGround と CDSの−、G(2線をかさねてつける)をつないでみてください。 Waters Alliance2690へのシステム接続例もございます。 Watersの2489UV検出器も同じコネクタなので同様の接続ができます。 このお客様の場合、オートサンプラーの2695イベントスイッチを使用し、スタート信号出力を出力しました。 CDSの測定スタートを自動で行うには、オートサンプラーやスタート信号のでる機器からスタート信号を受け取る必要があります。スタート信号の仕様は0.1秒以上の接点信号です。端子がオープン状態からショート状態に変化するとスタートします。 オートサンプラーの2695のBコネクタinject start(出力)からスタート信号は出ているのですが、これはUV検出器2489のinject start(入力)に入れるため、すでに使用されていました。 スタート接点を他機器と共用すると、電流が逆流してIC部分を壊してしまう可能性がありますので、原則的にお薦めできません。(ただし同じような性質の機器によっては可能な場合もあります。) CDSの測定をスタートするためには、もう1つ別のスタート信号を出力するコネクタが必要です。オートサンプラーの2695にはAコネクタにSwichコネクタが1−4までありますが、そこから設定によりイベント信号が出せます。 機器側のパネルのIO画面でPuls設定にして、そこにCDSのスタートケーブル(2線)を接続すれば、スタート信号を受け取ることができます。 おすすめポイント
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